スピードスケート女子で五輪(オリンピック)5大会出場の田畑真紀(43)が6日、北海道苫小牧市の母校駒大苫小牧高で会見し、監督を務めながら現役を続行することを発表した。4月から事務職員として、19人の五輪出場者を輩出するスピードスケート部の監督に就任する。

 「プレーイングコーチを認めてもらいました」と話し、22年北京五輪に向けて「チャンスがあれば」と力を込めた。10年バンクーバー五輪女子団体パシュート銀メダリストが、4年後を見据えながら、後進の育成に取り組む。