メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが地元イギリスで史上最多となる6回目のポールポジションを獲得した。「やれるだけのことは全てやった。すごい接戦だったけど、どうやってあのタイムを叩き出したのか覚えていないくらいだよ。本当に素晴らしい地元の大観衆だ、みんなのためのポールポジションだよ!」のコメントにサーキットは興奮に包まれた。

 フェラーリのセバスチャン・フェッテルは首を痛め午前中のフリー走行の後半で走行を取りやめたほどだったが、Q3最初のタイムアタックでトップタイムを記録し最終結果でも0.044秒差で2位に付けた。フェラーリはキミ・ライコネンも0.098秒差で3位に付けた。

 トロロッソ・ホンダは午前のフリー走行3回目でブレンドン・ハートリーの左フロントサスペンションが壊れ大クラッシュ。安全確認のためわずか4周で走行を取りやめたピエール・ガスリーはセットアップが煮詰まっておらず予選は14位。ハートリーはモノコック交換が必要となり予選への出場を取りやめ、決勝はピットレーンスタートとなる見込み。(米家峰起通信員)