NBAは27日、ロサンゼルスでプレーオフ(PO)1回戦(7回戦制)第4戦が行われ、西カンファレンスでレイカーズ八村塁(26)は本拠地ロサンゼルスでのナゲッツ戦に先発し、21分33秒の出場で9得点、4リバウンドだった。第7シードのチームは2連覇を狙う第2シードを相手に119-108で勝利。対戦成績を1勝3敗とした。第5戦はデンバーで29日(日本時間30日)に行われる。

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後がないレイカーズは、八村が後半の出だしに貴重な得点を重ねた。ドリブル突破と1対1から連続で決め、点差を15に広げた。ここまでの3試合はいずれも第3クオーターに失速していただけに「後半どうやって(勢いを)保てるかを意識してやった。積極的にいけた」と満足感をにじませた。

ナゲッツ戦の連敗を11で止め、同じ相手に2シーズン連続で4戦全敗してプレーオフ敗退という屈辱は免れた。ただ次戦の会場は相手の本拠地。1勝3敗と不利な状況に変わりはない。「敵地になるので相手も勢いよく来る。しっかり今日みたいなプレーができたらいい」と力を込めた。