五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが、26年ミラノ・コルティナ五輪出場を逃した。タイブレークでフォルティウスに2-7で完敗。目標に掲げた、半年後の「五輪金」への道は途切れた。22年北京五輪の代表決定戦は2連敗から3連勝。だが4年後の今回は2連勝から3連敗し、すがすがしく涙を流した。12月の五輪最終予選(カナダ)の代表はSC軽井沢クラブとフォルティウスが争う。

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SC軽井沢クが、日本代表に王手をかけた。決勝第1戦でフォルティウスに11-3で圧勝。24歳のスキップ上野美は「代表決定戦でいいプレーができて、チーム一丸でカーリングができて本当に幸せ」と笑った。

33歳のフォルティウス吉村と、34歳のロコ・ソラーレ藤沢。経験豊富な司令塔と堂々と渡り合う。強気な作戦やショットを連発。強敵をおさえ、首位で1次L突破した。午前のタイブレークで、相手が決定。「相手が誰であれ、自分たちのやるべきことは変わらない」と受け入れた。決勝の初戦は第1エンド(E)、第3Eで3点ずつを加えて一気に流れをつかんだ。「前半でミスなくつないで、3点のチャンスをものにできた」と勝因を明かした。

「ハマったら強い」。24年日本選手権王者は、自身の強みを自覚する。今大会は初戦でロコに4-13で大敗したが、2戦目は5-4で勝ち切った。「普段の練習でやってきたことが現れている」とうなずく。今季は妹で22歳サードの結生、24歳のリード金井と3人で活動。今回から、姉妹が22年世界ジュニア選手権でともに金メダルを獲得した21歳の三浦(札幌国際大)を加えた。平均年齢22・8歳の若き4人で輝きを放つ。

決勝は1次Lの勝敗を持ち越し、先に3勝すれば12月の五輪最終予選に進出できる。あと1勝に迫り、上野美は「目の前の試合に集中して、ヒントをたくさん拾いたい」。決戦を、成長の糧にする。【飯岡大暉】

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