【サスカトゥーン=藤塚大輔】世界選手権3度出場の友野一希(27=第一住建グループ)が、今季GP初戦へ胸を高鳴らせた。「これで失敗したらしゃあないと思うぐらいの準備ができている。自信を持って、落ち着いてできたら」と意気込んだ。
フリーの曲をかけた通し練習では、4回転-2回転の連続トーループや3回転半-オイラー-3回転サルコーの3連続を着氷。曲かけ後には4回転サルコーをクリーンに降りた。「氷も滑りやすい感触で、気持ち良く滑れた」とうなずいた。
今季は来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表3枠を争うシーズン。全6戦のGPシリーズ上位6人によるファイナル(12月、名古屋)は代表選考に関わるとされており、五輪初出場を目指す友野は今大会で表彰台に乗りたいところだ。「隙を見せず、しっかり地に足をつけた心持ちで演技したい」と思い描いた。
GP第1戦フランス杯10位から巻き返しを目指す三浦佳生(20=オリエンタルバイオ/明治大)は、今大会からフリーの演目を「シェルブールの雨傘」に変更。昨季の曲に戻した理由について、ジャンプを跳ぶ際に余裕が持てることや心をリセットする狙いがあると説明した。この日は練習終盤に4回転-3回転の連続トーループ、4回転サルコーを着氷。「少しでも今まで通りの緊張感や集中力を持っていけたら」と本番に視線を向けた。
◆GPシリーズ 10月から11月にかけて6週連続で6大会が行われ、各選手(組)最大2大会への出場が可能。順位に応じたポイントの合計で競い、上位6人(組)が12月のGPファイナル(名古屋)に出場する。


