フィギュアスケートの世界一ペア「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)が28日、都内ホテルで現役引退会見を開いた。
会見冒頭で三浦が「この度は、私たちの…」と切り出すと、開始3秒で木原が涙。「泣かないで、泣かないで~」と笑った後、三浦があらためて「結成当初から、たくさんの方々に支えられて走り抜けることができました」と完全燃焼を明かした。涙の木原も「皆さま、おはようございます…」といきなり声を震わせ「今シーズンをもちまして、引退することを決断いたしました。支えていただいた皆さま、いつもポジティブなブルーノ・コーチをはじめ、本当にありがとうございました。自分自身、特別な力を持っているわけではないんですけど、支えてくださる方がいっぱいいて、ここまで来ることができました」と目を赤く染めた。
なぜ冒頭3秒で涙したのか。理由を問われた木原は「はじめから泣くことはないかなと思っていたんですけど、裏(控室)で(木下直哉)代表、小林(芳子)さん(連盟の強化副部長)やマネジャーさんに送り出された時、スイッチが入っちゃって…」と説明した。
日本ペア初の金メダルを獲得した2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)でも、ショートプログラム(SP)5位で迎えたフリーの演技を終えると木原が大号泣。三浦は「思い出して泣いてしまう場面が多いのかなと思います。涙もろいイメージがついちゃいましたね。私が引っ張っていく立場になっちゃったね」と笑顔でツッコミを入れていた。
◆三浦璃来(みうら・りく)2001年(平13)12月17日、兵庫・宝塚市生まれ。5歳でスケートを始め、中学2年時の15年にシングルからペアへ転向。市橋翔哉と世界ジュニア選手権にも出場した。19年に木原とペア結成。趣味はアニメ鑑賞。大阪・向陽台高から中京大。146センチ。
◆木原龍一(きはら・りゅういち)1992年(平4)8月22日、愛知・東海市生まれ。4歳で競技を始め、シングルから20歳でペア転向。高橋成美と14年ソチ五輪で18位、須崎海羽と18年平昌五輪で21位。五輪はミラノが4度目の出場だった。趣味は野球。中京大中京高を経て中京大。174センチ。


