日本ラグビー協会は18日、W杯日本大会で日本代表を史上初のベスト8に導いたジェイミー・ジョセフ氏(49=ニュージーランド)と、来年1月から、新たに4年間の契約を結んだと発表した。

ジョセフHCは、W杯での日本の活躍により、その手腕が世界から評価され、大会後にニュージーランド協会が次期代表監督の1人に名前を挙げるなど、去就が注目されていた。

日本協会は10月末に、次期日本代表ヘッドコーチ(HC)の選考委員会を開き、複数名の候補から満場一致でジョセフ氏で一本化することを決定。続投を目指し、交渉を続けてきた。

20年の日本代表は、7月に国内でイングランドと2試合、11月にはW杯で熱戦を繰り広げたアイルランド、スコットランドと欧州でそれぞれ対戦することが決まっている。

続投が決まったジョセフHCは、日本協会を通じ「目標としていたベスト8を達成しましたが、その先を見据えると、まだまだやらなければならない課題があります。私はもう一度、日本代表と一緒にチャレンジする道を選びました。今まで以上にチームを強化していきたいと思います」とコメントを出した。

日本協会の森重隆会長は「ジョセフ氏の指導で日本代表がどこまで強くなるのか楽しみ。23年フランス大会では今大会以上の成績をあげるために、日本ラグビー協会はジョセフ氏を信頼し全面的にサポートしていく」とした