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  この病気にこの名医
 

【第25回】

冠動脈造影でタイプ見極め

この病気にこの名医

狭心症・心筋梗塞内科(下)

 心臓の筋肉に酸素と栄養を送る冠状動脈。その血管に血液が流れにくくなる狭心症、他の生活習慣病がそうであるように、治療の基本は薬物療法である。もちろん、薬物療法に入る前に、狭心症は狭心症でもどのタイプかを正しく診断する必要がある。

 狭心症のタイプは2つ。1つはコレステロール等が大きく関係して起こる動脈硬化が原因の「器質性狭心症」。もう1つは血管のけいれんが原因となって発作を起こす「血管攣縮(れんしゅく)性狭心症」。

 器質性狭心症は以下のメカニズムで起きてくる。悪玉といわれるLDLコレステロールが酸化して冠状動脈の血管壁にこびりつく。これを異物と認識したリンパ球の1つマクロファージ(大食細胞)が食べ、最後は破裂して死んでしまう。すると、酸化LDLコレステロールが血管内腔を少しずつ厚くして粥状(アテローム)硬化を引き起こす。下水管に例えると、管の内側に汚れが付着してグズグズになった状態。これが動脈硬化で、血管の狭窄(きょうさく)が4分の3になると、狭心症の症状が出てくる。

 これらの2つのタイプの見極めには「運動負荷心電図」「運動負荷心筋シンチ検査」「冠動脈造影検査」を行うが、最も正確なのは冠動脈造影検査である。正確な検査は、正確な診断、そして正確な治療に結びつく。それとともに、循環器内科医は狭心症・動脈硬化を未然に防ぐことも重要な仕事である。「<1>高血圧<2>高脂血症<3>たばこ<4>糖尿病<5>肥満<6>運動<7>ストレスの7要素を患者さんに上手にコントロールしてもらうよう指導しています。血圧は早朝高血圧、月曜高血圧に注意してもらうために、家庭で血圧を測ってもらっています」と、新葛飾病院(東京・葛飾区)心臓血管センターの清水陽一院長(55)は言う。

 生活習慣病の狭心症・心筋梗塞(こうそく)は、清水院長が指導するように、まずは生活習慣の改善こそ重要ポイントなのである。

 ▼冠動脈造影検査 冠状動脈の状態をより詳しく調べる検査。カテーテルという細い管を脚の付け根の動脈などから冠状動脈の入り口まで挿入。ここで造影剤を注入して撮影する。器質性と血管攣縮性の狭心症の判断時は、エルゴノビンやアセチルコリンを直接注入して攣縮を誘発させて状態を診断する。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆心臓カテーテル治療の名医

 ▽新葛飾病院(東京都葛飾区)心臓血管センター・清水陽一院長(センター長)、循環器内科・榊原雅義部長
 ▽東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)循環器内科・伊刈裕二医師
 ▽豊橋ハートセンター(愛知県豊橋市)循環器科・鈴木孝彦院長
 ▽名古屋第二赤十字病院(名古屋市昭和区)第1循環器科・平山治雄部長
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