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  この病気にこの名医
 

【第74回】

クリップと留置スネアで日帰り手術

この病気にこの名医

大腸がん(内視鏡)(中)

 大腸ポリープは「腫瘍(しゅよう)」と「非腫瘍」に分類され、腫瘍は「腺腫」と「がん」に分けられる。がんは当然切除されるが、良性の腺腫であっても、直径6ミリ以上では将来がん化する可能性があるので切除する。

 切除方法は「内視鏡的ポリペクトミー」「内視鏡的粘膜切除術」「腹腔(ふくくう)鏡下手術」「開腹手術」の4通りが行われている。内視鏡を使った大腸ポリープや大腸がん切除は外科医も行うものの、やはり内科医が多い。

 内視鏡的ポリペクトミーの対象となるのは−。「大腸ポリープの中でも最も多い隆起したタイプのポリープです」と、内視鏡検査・治療の第一人者、田坂記念クリニック(東京・渋谷区)の佐竹儀治院長(65=昭和大学医学部客員教授)は言う。

 治療は肛門から内視鏡を入れ、先端からループ状のワイヤを出してポリープにかけ、ギュツと締めて高周波電流で焼き切る。かつてはポリープの茎が太かったりすると時間をかけて焼き切るので熱変性が起き、時間がたつと大腸に孔(あな)があいたり、逆に焼きが不足すると血管から出血した。「今はクリップと留置スネアが開発・登場したので日帰りがごく当たり前になりました」。

 ポリープ切除後に出血すると、内視鏡の先端からクリップを出して出血部を閉じてしまう。留置スネアは太い血管が入り込んでいるポリープを切除するときに使用される。茎の根元を留置スネアでしっかり締め、ループ状のワイヤはその上で締めて焼き切る。留置スネアもクリップもそのまま大腸に留置されているが、1カ月程度で患部から外れて便と一緒に排出されてしまう。

 「クリップにしても留置スネアにしても、簡単に装着できるので、より使いやすく確実です」。

 医師の技量のアップと医療用具の進歩によって、確実で安全な治療が広くできるようになっている。

 ▼出血時の対応 ポリープ切除時に出血したときは、かつてはエタノールを注入して止血していた。しかし、エタノールは正常組織も萎縮させ、後々には孔のあくことも。それが今はクリップや留置スネアの時代に−。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆大腸がん(内視鏡)の名医◆

 ▽旭川医科大学付属病院(北海道旭川市)第3内科・斎藤裕輔助教授
 ▽恵佑会札幌病院(札幌市白石区)消化器内科・塚越洋元副院長
 ▽秋田赤十字病院(秋田市)消化器科・山野泰穂部長
 ▽金上病院(宮城県角田市)・安藤正夫副院長
 ▽亀田総合病院付属幕張クリニック(千葉市美浜区)亀田検診センター・光島徹センター長
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