男子走り高跳び(切断などT44)でスノーボードクロスで平昌パラリンピックのメダルを狙う成田緑夢(23=近畿医療学園)が、陸上今季初戦で自己ベストの1メートル80を記録した。

 クリアした瞬間は客席に向かって思わずガッツポーズ。前日10日の走り幅跳びでもベストを更新するなど“二刀流”も順調だ。「スノボのジャンプと陸上の跳躍は感覚的につながります。今年は平昌が80%ですが、できる限り陸上にも挑戦したい」。日本記録保持者でリオ大会4位の鈴木にも「緑夢(ぐりむ)君が出場してくれて僕も試合感覚が磨かれます」と歓迎されている。