昨年の世界選手権9位の日本は、3位決定戦で同14位の韓国を50-36(13-8、10-12、11-8、16-8)で破った。

日本は前半、韓国の守備を崩せずに苦しんだが、全12選手をコートに送り込みながら後半に突き放し、1次リーグに続いて連勝。古沢拓也(23=パラ神奈川SC)、藤本怜央(35=宮城MAX)、秋田啓(29=岐阜シャイン)が10点ずつをマークするなど、10選手がゴールを決めた。

大会連覇を狙った日本は31日までの1次リーグで世界選手権3位のオーストラリア、同4位のイランと2勝1敗で並んだが、得失点差で決勝進出を逃していた。決勝では日本が1次リーグで快勝したイランが84-58でオーストラリアを下した。

同時開催されていた女子チャレンジマッチの最終戦では日本が59-58でオーストラリアに勝ち、3試合を2勝1敗と勝ち越して終えた。終了直前に藤井郁美主将(36=SCRATCH)が逆転ゴールを決めた。