◆オールスター・アラカルト(3)

 決勝の傾向を、過去10年のデータを元に分析する。データは、6日に公開したアラカルト(2)の別表を参照。

 ▼目立つ筋の決着 同じラインの選手でワンツーとなったケースが実に8回。2着の決まり手を見ても、マークが8回を数え、08~12年に5回連続で記録されている。

 ▼タイトルホルダーを信頼 G1初制覇だった選手は06年・井上昌己、07年・飯嶋則之の2人だけ。08年からは8年連続でG1覇者が優勝している。選択に迷った時は、実績を重視しよう。

 ▼3連単でも安め 波乱の余地は少ない。配当は2車単が平均3056円で、最高は1万1710円(07年)。3ケタが4回(全て1番人気)、1000円台が3回と順当な決着が目立つ。3連単は平均3万1739円。最高が17万2960円(07年)で突出しており、以下は5万5170円(13年)2万6430円(06年)と続く。4ケタが5回も出ているので、大穴は狙いにくい。