園田匠(34=福岡)は2予7Rで落車したが、残り2走でらしさを見せる。

 オリオン賞4着で挑んだ2予7R。目標の井上昌己とともに最後方になったが、最終バックからするするとインを突いた。しかし、4角で前団とからんで落車し、「1走目で3着なら2予回りじゃなかった。うーん。ただ、コースをすり抜けられず、テクニック不足」と嘆いた。インを突くスピードはS級S班ならではだった。特に打撲と擦過傷がひどかった左大腿(だいたい)を手で押さえ、「帰ってもやることはない。気合で走る」ときっぱり。4日目6Rは得意の単騎戦で挑む。