梶田舞(29=栃木)が痛快な追い込みを決め、2年ぶり2度目の頂点に立った。

 石井寛子が前を取り、梶田、児玉碧衣、山原さくら、尾崎睦、奥井迪、高木真備の並びで周回。打鐘前から踏み上げた山原がインを切ると、これを奥井がたたいて最終ホーム先行に出た。尾崎が番手で続き、さらに梶田、山原、石井、児玉と追走して、中団の外に浮いた高木は苦戦。

 児玉がバック最後方からまくったが、3番手の梶田に合わされて失速した。2センターから差し足を伸ばした梶田が、逃げ粘る奥井をゴール寸前でとらえて快勝。14年・岸和田以来となる女王の座に返り咲いた。

 奥井は惜しくも2着。3着には児玉が入った。

 2車単(6)(5)は1700円、3連単(6)(5)(4)は4460円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)