山内卓也(39=愛知)がGP連覇に向けて怪気炎を上げた。と、言ってもS級シリーズ「寺内大吉杯」での話。昨年は竹内雄作を目標にV。今年も狙う気満々だが、前検日にちょっとしたアクシデント。愛車が手違いで他の競輪場に届いており、急きょ取り寄せた予備フレームでの出走だった。

 初日、昼すぎに愛車がようやく到着。初日の検車が終わっていたため、フレームの変更ができなかった。準決8Rはエースフレームでの出走が可能だ。連係する永井清史には「松阪記念を取らせてもらったことがある」と相性はばっちり。特選を制した松岡貴久ら強敵ぞろいだが山内が勝機をうかがう。