アマチュア時代はロードレーサーとして実績を残してきた坂口楓華(20=京都)。だが競技のケイリンと出会って、どっぷりはまった。

 「今まで父が敷いたレールに乗っていたけど、初めて自分の意志でプロ入りを決めた。ロードの時より、スピード感が違う。今の方が充実している。まだ実力は上位に及ばないけど、これからもっと力を付けていきたい」と目を輝かせた。初日1Rは石井寛子が相手。「自分の力でレースをつくりたい」と主導権取りへ意欲をみせた。