1予7Rは香川雄介(42=香川)が1着となり、3連単49万円超(2着松川高大、3着井上昌己)の大荒れとなった。

 「位置決めずに」のコメントだった香川は、初手から山田久徳-南修二の近畿勢後位を追走。南が最終1角で吉田敏洋を押し上げ(失格)前がいなくなったところで懸命に山田に追い上げ、ゴール前抜け出しを決めた。「昨日(前検日)は展開が読めなかったけど、やっぱり近畿の後ろかなと思って。これが今年2勝目。まさかG1で勝てると思わなかった」と、3月高松F1準決以来の白星をかみしめた。

 なお、落車した吉田敏洋は左鎖骨骨折、左頭部打撲の疑いで病院に搬送、2日目以降は欠場となった。