脇本雄太が腰痛の不安を一蹴する快勝劇だ。

 シリーズ直前に腰痛を再発。オリオン賞は最終ホームで最後方となったが2角からまくって前団を一気にのみ込み圧勝。上がりタイム10秒8の1番時計は、シリーズで唯一の10秒台とダッシュ力を見せつけた。「(腰痛の)ケアがうまくいった。道中は先行もありかな、と思ったけど」と口元を緩めた。シャイニングスター賞は稲垣裕之の前で機動力全開だ。