地元の大エース桐生順平(39=埼玉)が、鮮やかな5コースまくり差しでV奪取に成功した。優勝は昨年末のSG住之江グランプリ以来で、今年初めて。通算65度目、地元では8年連続22度目の優勝となった。2着にはインの須藤博倫が粘り、3着は3カドから最内を差した中野希一が粘った。

優勝戦は中野が3カドを選び2対4に。イン須藤が4コースから果敢に握った畑田汰一を張り、空いた艇間を5コースから桐生が鋭く突き抜けていった。

「すごくうれしい。イメージ通りだったけど、一瞬ちゅうちょした部分もあった。何とか結果が出て良かった」と安堵(あんど)した。

昨年3連覇した周年記念と同じ15号機とのタッグ。ただ、部品も換わっており今節は調整に苦しんだ。4日目まで未勝利。この日も「決まり手は恵まれ、ホントに。展開ですね」と苦笑いする。それでも展開を突く準備はできた。「無理やり回転を上げていって、ターン回りのそこだけは来たので」。ウイニングランでは地元ファンの表情を確かめるように手を振った。次戦は芦屋G1、そして今月末にはSGボートレースオールスターも控える。「ボチボチやります」。地元の歓声を追い風に、ビッグ戦線へ向かう。