地元の女子レーサー・益春菜(30=川口)が、今年5回目の優出を決めた。

 準決9Rはオート界屈指のスタート力を発揮して10前の2車を食った。序盤で展開をつくって先行し、2番手をキープしてゴールを駆け抜けた。「(前節最終日に落車して)エンジンをオーバーホールしてトルク感(力強さ)が出て、乗っていてしっくりくる」。

 機力は申し分なく、優勝戦に向けて滑らないタイヤを探す。足周りが改善されれば優勝に手が届く。