予選8Rで近畿勢の並びは伊藤信-藤木裕に。

 伊藤よりバック数が多いにも関わらず番手回りとなった藤木は「もう自力に未練はない」と話す。自身が番手になると、目標の機動型が強引に逃げるケースが多い。藤木はやむなく番手発進をする流れを避けたい。「番手まくりでバックが付くこともあった。追い込み宣言は15年からしている。セッティングも追い込み仕様。みんなに分かってほしい」。旧京都籍の伊藤がロングスパートなら、あうんの呼吸でガード。別線に付け入る隙を与えない。