17年の前期はS級の鈴木雄一朗が底力を見せている。

 一時は特選漏れや失格が続くなど不振だったが、決勝進出した4月宇都宮から動きが一変。今節は特に先行力が光る。「逃げるつもりじゃないのに、体が自然に動く。これを履くようになってから体調がいい」とげたを指さした。よく見るとかかと部分がない1本歯の一品。「宇都宮で星野辰也君に勧められてから。体に刺激が入ったみたい」と効能を明かす。決勝10Rは小原唯志が強敵。「やれることをやる」と奮闘する。