『内線のガードマン』の異名を持つベテランの穴見和正(64=山陽)が初日6Rは2着に入った。

「最後は4角で(平田選手は)内には来ないと思ったんだけど」。勝った平田雅崇がゴール前で外を開けると警戒した分、内を差されて惜敗したが、動きは悪くなかった。

「タイヤが良くなかったね。食い付いてさえ、くれてたら」と、1着のチャンスがあったと言いたげ。2節前の山陽開催から最重ハンデの10メートル前にハンデが軽化している。「ハンデが10メートル前だと、展開が全然違うからね」とにやり。内線際をべったりと疾走する独特のイン走法で2日目8Rも混戦を誘発する熱い走りが見られそうだ。