渡辺真至(42=愛知)がイン速攻を決めて、16年12月の浜名湖以来、通算6回目の優勝を飾った。4カドから飛び出した村松修二の仕掛けにも「しっかり見えていたし、冷静に対応できた」と合わせながらのターンで優勝をつかんだ。

「前検にペラを少し調整したら出足やターン回りに手応えがあった」と、道中も軽快な動きでリードした。約3年ぶりの美酒にも「優勝はあまり意識してないです。それより、コンスタントに優出できることを心がけているし、今年も1走1走頑張ります」。渡辺らしいまじめな言葉で締めくくった。