ベテラン中曽直彦(47=千葉)が、3月玉野以来2カ月ぶりの決勝進出を決めた。予選はたたき合いに巻き込まれた原田亮太の後ろで冷静に足をため1着、準決10Rは南関2段駆けの3番手だったが、タテヨコ俊敏なさばきで2着に伸びた。4~5月はコロナ禍で3開催が中止となり「一から足を作り直すいい時間になった」と脚力アップを実感していた。

宮倉勇を中心にする練習グループで汗を流す中曽は「成清(貴之)も息子(龍之介)がデビューして気合が入っているし、大関祐也は相当仕上がっているので注目ですよ」と仲間のアピールも忘れなかった。しばらくは宮倉グループの選手を追いかける手か?