デビュー4年目の金山立樹(26=東京)が予選10位で通過し、初の準優進出を果たした。12Rカド戦は見せ場を作れず4着も、準優進出を知らされると「周りに比べると遅かった。でも、良かった」と笑みを見せた。

ここまで出足を武器に、無欲でしぶとくターンした。準優11Rは展開を突く構え。「小、中学のとき3学年上に、競輪の郡司浩平さんがいた。一緒に野球をやったんです。競輪のビッグで活躍されているし、自分も少しでも頑張りたい」。発奮材料が多く、上昇志向を強くした金山が準優で伏兵と化す。