山田哲也(38=東京)が準優メイン12Rの1枠をつかんだ。4日目の出番は自身がシードされた5R1枠のみ。6枠の若女井正の前付けもどこ吹く風とばかり、2コースに引いてまくった。これで6勝含む7度のオール2連対で予選をトップ通過。「スリット過ぎの行き足がいい。のぞく感じがあるから、余裕がある。もう微調整でいい」と舟足を気に入った。

その後はペラ調整室にこもることなく、ライバルの仕上がりに目を配るなど有意義に過ごした。「初日にスリット過ぎが出ていた」と、警戒を強めた乙藤智史が7Rの負傷で欠場。もう、1強も同然だ。