1枠石川真二(50=福岡)が押し切って、今年初優勝を飾った。

インからコンマ15のスタートを決めて先に回り、まくり差してきた岸本隆を振り切った。2着争いは、2番差しの山一鉄也が、2Mで田川大貴を先に回して差し抜け2着。大外からデビュー初優勝を狙った田川が3着に入った。

10日(連勝)が奥様の誕生日ということで、今節は気合十分で臨んでいた。「初日ドリームで回り過ぎと方向性が分かってから、日に日に良かった。試運転でも米田(隆弘)選手と変わらなかったし、スタートも少し様子を見たが、大丈夫と思った」と振り返った。かっぱくんトロフィーを手に、「これでいい報告ができます」と笑顔で引き揚げた。