史上初めて、女子レーサー2人がSGファイナルに進出した。

地元の佐藤摩弥(28=川口)は4年連続5度目。岡谷美由紀(36=浜松)は初の優勝戦進出となった。

佐藤は準決勝戦9R、6枠からトップスタートを決めて逃げ切った。「連日、追いが利きにくい走路なので、スタートに集中できればチャンスがあると思っていた」。サトマヤは史上初の女子SGウイナーを目指して、最後もスタート一撃をさく裂させる。

岡谷は準決勝戦10Rを逃げ切り、ファンを魅了した。グレード戦初優出は、H位置の重化を克服して最高の舞台で決めた。「スタートで行かないとないな、と思い切り行った」。ファイナルは、初の10周戦でも強豪相手に華麗な走りで立ち向かう。