SGボートレースオールスター直前連載コラム、注目選手の2人目は、下関マスターズチャンピオン、徳山周年とG1連続優勝を飾り、ただ今絶好調の原田幸哉(45=長崎)に焦点を当てる。若手の頃から天才肌のコーナースピードで鳴らし、マスターズ世代になって、いぶし銀のテクニックも備わった。4度目のSG制覇へ、勢いは最高潮だ。

4月の下関マスターズチャンピオン優勝戦、原田はトップスタートから鮮やかにまくり差しで突き抜けた。大会史上最年少45歳6カ月でのV。続いて今月、徳山周年を逃げ切りで制した。G1連続制覇、これ以上ない勢いを持って若松に乗り込む。

若い頃からスピードキングと呼ばれた。マスターズ世代になった今も、その切れ味鋭い豪快ターンは健在。マスターズ優勝戦でイン太田和美を破ったのも、このターン力があってこそ。「これからも見ている人を魅了するレースをしていきたい」と話している。

17年4月に長崎支部に移籍、以後長崎の中心選手として活躍する。実は長崎支部は、長くSG覇者が出ていない。87年メモリアル(当時モーターボート記念)を国光秀雄が勝ったのが最後だ。調子は絶好、原田自身も当時、愛知支部で地元Vを飾った09年常滑チャレンジC以来の復活SG制覇へ、機は熟している。【中川純】

◆原田幸哉(はらだ・ゆきや)1975年(昭50)10月24日、愛知生まれ。ボート76期生として95年6月蒲郡でデビュー、初戦で初勝利。00年びわこ新鋭王座決定戦でG1初優勝。SGは02年平和島ダービー、04年浜名湖グランドチャンピオン、09年常滑チャレンジCの3回優勝。同期に魚谷智之、瓜生正義、横西奏恵(引退)ら。172センチ、52キロ。血液型B。

※明日はドリーム戦展望