芦屋SG第26回オーシャンカップ開幕直前コラムの3回目は、初日12Rドリーム戦を展望する。選出上位6人が内枠から並び、峰竜太(36=佐賀)が絶好の1枠に座る。大得意の芦屋で、まずは好発進を決めたい。丸野一樹はSGのドリーム戦に初めて選ばれた。

<ドリーム戦展望>

峰竜太にとって、今やSGドリーム戦1枠は指定席。このレースも中心になるのは間違いない。芦屋は通算9度の優勝を誇り、そのうち5度はG1での優勝。直近8節の成績を見ても、7度の優出で優勝は5度と圧倒的な強さ。まさにドル箱水面だ。狙うは当地でのSG制覇。初戦から全開の走りで大会連覇を目指す。

4枠丸野一樹は、SGで初めてドリーム戦に選出された。今年は1月尼崎周年、3月若松周年と2度G1を制覇している。芦屋は前回(20年11月)一般戦ながら、オール2連対の成績で優勝。4カドから思い切りのいい攻めで、イン峰に真っ向勝負を挑む。

白井英治は16年3月以来、5年4カ月ぶりの芦屋水面。白井ほどの実力者なら久しぶりでも関係ないと思うが、結果は果たして。6枠の馬場貴也は、18年のチャレンジカップで、SG初優勝を達成した思い出の場所。大外からシャープなターンで切り込んでくる。今年のマスターズ覇者である原田幸哉も好勝負。センターから自在に攻める。

一方、吉川元浩は6月、7月と立て続けにフライングを切った。F2になってスタートは無理できず、さばきで1M突破を図る。【古村亮】(おわり)