11Rで決勝が行われ、脇本雄太(33=福井)が最終ホーム7番手からのまくり合戦を制した。

ビッグ優勝は通算7度目、今大会は19年松戸に続き2度目の制覇となった。昨年の東京五輪出場後、初のビッグタイトルを獲得した。2着は佐藤慎太郎、3着は守沢太志が入った。

残り2周前に真杉匠-平原康多-佐藤が前を抑えると、打鐘前に誘導を切って先行態勢。守沢が4番手、清水裕友-荒井崇博が5、6番手。脇本率いる近畿ラインは、やや離れた7番手から、最終ホーム過ぎにスパートを開始した。最終バックは5番手まくりの清水をねじ伏せ、最終3角で番手まくりの平原ものみ込んだ。2、3着争いはもつれたが、平原後位の佐藤が古性優作、守沢をさばいて2着。守沢が3着で、平原は4着に終わった。

払戻金は2車単(8)-(9)2520円、3連単は(8)(9)(7)1万8320円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)