優勝戦は1枠の中辻崇人(45=福岡)が逃げ切り、4月大村一般戦以来となる今年2度目の優勝を飾った。進入に動きはあったが、インからコンマ11とトップタイの踏み込み。3コースに動いて握ってきた西山貴浩を受け止め、1Mで決着をつけた。2着は今井貴士、3着は大神康司が入った。

シリーズリーダーを務めた中辻だが、足に納得したのは最後の舞台だけだった。「展示タイムも出たし、優勝戦の足は良かった。ただ、やっぱり乗り心地が来なくて、気持ち良く乗れなかった」次は17日からの尼崎一般戦に出場。「衰えないように頑張ります」とあいさつし、優勝者が書く恒例の色紙には「70代まで現役」と記した。息の長い選手を目指し、これからも堅実な走りを見せる。