秋山直之(43=群馬)がしっかり逃げ切り、22年1月の丸亀以来、通算73回目の優勝を飾った。

うねりが出てきた12R優勝戦は、枠なり3対3の隊形。高橋英之の5コースまくりを許さずに先マイすると、2コースから差す作間章を突き放して、堂々の独り旅を決めた。ウイニングランではファンからの声援に、艇の上で腰を90度に曲げての最敬礼を何度も繰り返して、感謝を表した。

今節は8勝2着3回と2連対で、他を圧倒した。「足はいい状態で、1節間キープできた。スタートは自分のタイミングでと思ったが、風が怖かった」と振り返った。

びわこでは5回目の優出で、初の優勝を飾った。「全場で1回は優勝したいと思っているので、目標に近づけた」と残す津、鳴門での優勝へ意気込んだ。

次節は4月2日からの、江戸川一般戦を予定している。