【12R:優勝戦・決断】
石野が21年3月福岡クラシック以来のSG・10度目Vを決める。
中盤以降は回った後の加速感がずば抜けていい。あの足を維持できれば、他艇の差しはまず届かない。今節、インのスタートも慎重でありつつ、遅れていない。ここを勝てば年末の地元SGグランプリ出場に大きく前進する。勝負強い石野のこと、この好機に負けることはないとみた。
対抗は浜野谷。芦屋SGは相性がいい。スタートを決め、石野に重圧を与える。3枠倉持は初のSG優勝戦。経験不足は否めず、深谷、山田のダッシュ勢が内2艇を脅かす。
◆優勝戦こう戦う◆
石野 レース足は抜群にいい。回ってからはかなり来ている。序盤の違和感がなくなって、押してくれる感じが出てきている。
浜野谷 乗り味と舟の返りは気に入っている。行き足、伸びは弱いのかな。スタートは風が一定していれば行ける。
倉持 行き足と直線がすごくいい。乗り心地は日替わりで乗れないときもある。ただ、出口ですごく進むし十分ですね。
深谷 回転をしっかり合わせたら、いい人と一緒くらいの手応えはある。エンジンは合えば全体に◎が付くポテンシャルはある。
山田 特徴とか突出している部分はないけど、バランスが取れて上位の次。どこをとってもいい部類だと思います。
瓜生 準優は回転的にばっちりでした。スリット近辺はトップレベル。あとは自分の中の水準はあります。この感じでいきます。