びわこボート「開設71周年記念G1びわこ大賞」が、10月1日に開幕する。
初日には全国初となる、ゴールデンレーサー賞の獲得選手による「ゴールデンレーサードリーム」が行われ、注目を集める。馬場貴也ら地元勢が、井口佳典ら強豪を迎え撃つ。注目の5人をピックアップする。
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地元だけでなく、全女子選手の中でもトップの実績を持つ遠藤が、さらなるタイトルを手にした。
8月の津プレミアムG1レディースチャンピオンでイン平山智加に2コースまくりを決め、21年に続く大会2度目の優勝。これでSGで1度、プレミアムG1でも3度優勝と、着実に女王としての実績を積み上げている。
前節の宮島G3オールレディースは、初日に妨害失格となり、無念の賞典除外。しかし、今年は前述のレディースチャンピオン優勝、男女混合戦でも1月びわこ、5月三国と2度優出し、余すことなく手腕を披露している。
今節は守屋美穂、高田ひかる、そして遠藤の女子選手3人が参戦予定。守屋は今年すでに4度の優勝、F2とはいえ、高田も持ち味の伸び仕様は侮れないが、地の利と実績で遠藤に分がある。
昨年3月にSGクラシックを制してから、意外にも地元びわこでの優勝がない。それだけに、自分を育ててくれた湖面に成長した姿を見せるべく、地元のG1周年で奮起する。
2日目12Rの、びわこセレクションドリームは、6枠で選出。滋賀支部の後輩丸野一樹や、吉川元浩ら強豪がそろう一戦だが、機敏なハンドルで大会初となる女子選手の優勝を狙う。