山本寛久(47=岡山)が9年ぶり、自身2度目のG1優勝を決めた。

コンマ01のスタートから、豪快にまくった。2着は深谷知博、3着は篠崎元志が入り3連単は万舟券決着となった。

エース61号機の力を存分に発揮した。「ハナを切ればチャンスはあると思った。あんなに前にいるとは思わなかった」。タッチに近いヒヤヒヤの全速スタート。1Mまでに、ついていける者はいなかった。14年6月の若松周年以来のG1制覇だった。

微調整だったペラ調整。優勝戦を前に大幅にたたいたことが功を奏した。「(課題だった)ターン回りがしっかりして自信を持っていきました」。節一の伸びに、レース足までも味方に付けば鬼に金棒だった。

「縁がないと思った」という来年3月のSGクラシック(戸田)の出場権も獲得した。味な岡山のベテランは、若手の躍動の目立つSGやG1戦線でファンに存在感を植え付けた。