◆毒島誠(39=群馬)賞金ランク13位

春先に多摩川、大村周年を制しG12度V。上々の滑り出しだったが、流れに乗り切れなかった。

5月オールスターは予選トップ通過も準優6着。メモリアルは準優3着。結局、SG優出はなかったが、グランプリ切符は手にした。毒島の地力の高さがうかがえる。

調子が悪い時期も調整面で、引き出しを増やすためチャレンジし続けた。「少しでも上達しないかなと。成績が悪くても全然ふてくされたりはなかった。その中でもやることはやってきた」。

思うように結果が出ず、苦しんだ1年の締めくくりへ、状態は上向いている。「秋口以降、僕が乗った後のエンジンは出てるんですよ。やっていることは間違えていない」。

住之江は9月高松宮記念で強力足に仕上げ準優5着。最終日も2、1着だった。グランプリは7年連続。ファンは今年も高速ターンを待っている。

◆深谷知博(35=静岡)賞金ランク14位

スピードターンと展開をとらえる判断力を武器に大一番に臨む。

年明けの地元戦で23年初優勝を飾ると、G1戦線で優出を重ね、SGはオールスター優出5着、メモリアル優出6着と賞金を加算。3度目の決戦を迎える。

「いい時も悪い時もあったけど、調整に関しては大きく外したことはなかった。いいエンジンを引けばまずまずの感じになる」。調整力がスタートとハンドルを支えた。

フライング休みのためチャレンジCは不出場だったが、それでも14位。地力は確実に上がっている。

昨年大村グランプリはファイナル5着。「(優勝戦は)全くいい状態で行けなかった。今年は最後の6人に残って、ベストの状態でレースすることが目標」。

住之江のグランプリは初めて。トライアル1st初戦は4枠。旋回力を見せつける。

◆平本真之(39=愛知)賞金ランク15位

2年ぶりの大舞台に戻ってきた。3月にG2秩父宮妃記念杯を制すると、グラチャン優出6着、びわこ周年優出3着など、コンスタントに賞金を加算した。

「こつこつやっているなという感じ。去年よりは明らかにリズムはいい。トータルで考えて、G2を1個取っただけで、この位置にいるというのは、一発で行くよりは価値があるのでは、と考えている」。安定感の“上積み”に成功し、決戦に乗り込む。

チャレンジCでは年末の住之江を見据え、攻めの調整を行った。普段は求めない伸びを求め、手応えも得た。準優はピット離れで遅れる痛恨(4着)も、大一番につながる調整だったと説明する。「強気な調整ができた。この時期の淡水で、いい経験になったと思っている」。

2年前はファイナルで転覆。5度目のグランプリで頂点を狙う。