◆茅原悠紀(36=岡山)賞金ランク3位

SGは優勝こそないが、5度の優出と圧倒的な成績を残した。特に11月の三国チャレンジカップでペラ調整に手応えをつかんだ。

「(三国の)優勝戦で、いい調整ができた。あのメンバーでもタイムは抜けていた。グランプリでも結構やると思いますよ」と自信を口にした。

前回使用者のペラの形を尊重しながら、調整して底上げするスタイルだ。「(イン屋の)清水(紀克)さんのペラのまま乗ったこともある」と振り返る。

トライアル2ndからの出場となったのは、追い風だ。14年平和島以来、2度目のグランプリ制覇へ、手応えをつかんでいる。

「賞金王を取ることだけを目標としてやっている。今年は、あとひとつ足りなかったのがSGタイトル。そもそも、グランプリの優勝しか目指していないので、最後はそこだけです」。

天才が住之江で目覚める可能性は高い。

◆石野貴之(41=大阪)賞金ランク4位

19年にナイターSGグランプリ初制覇を果たした地元の雄が、臨戦態勢を整えた。

フライング休みで三国チャレンジカップを欠場したが、地元住之江で練習を重ねて体調は万全。グランプリ壮行会では「優勝したいですね」と堂々と宣言しファンの大歓声を受けていた。

士気の高い石野は、手がつけられない強さを発揮するだけに期待は高まる。

今年は5月芦屋SGオールスターで優勝した。「オールスターは一番うれしいタイトルです。グランプリ出場はうれしいというよりご褒美。いや、特別感ですね」としみじみと言った。

希望するエンジンは5月住之江ラピートカップで優勝した88号機。「できたら引きたい」と“再会”を熱望する。「グランプリは進入から乱れる。どの枠でもチャンスはある。まずは優勝戦に乗りたい」。

2度目の頂点へ、さらに集中力を研ぎ澄ませる。