優勝戦は人気を背負った寺田千恵(54=岡山)がイン速攻で決着。前走の若松一般戦に続いて、今年2度目、尼崎では4度目、通算74度目のVをつかんだ。

進入は落ち着いた3対3の枠なり。早いスタート合戦となった。寺田はインからコンマ03の際どいタイミング。2コースの高憧四季(24=大阪)がコンマ02の勇み足となった。その高憧が外マイを放ったが、寺田は慌てずに先マイ成功。バックでは早々と逃走態勢を築いてゴールまで駆け抜けた。2、3着には小野生奈(35=福岡)と海野ゆかり(50=広島)が入線した。

レースを振り返ると「私より行き足がいい人が初めてだったので、スタートは緊張しました。コンマ03ですよ。これぐらい行かないと勝たせてもらえない。容赦ないんですよ。それに高憧選手は絶対にまくりに来ると思いました。そこも考えて、1Mはいいターンができたと思います」と笑顔を見せた。

次走は26日から31日まで多摩川P・G1の第12回クイーンズクライマックスに出走予定。12年連続の出場となるが「数だけは多い。しっかり粘っています。いつもティアラを被りたいと思っているんですよ。

実力は横一線。運をどれだけ引き寄せられるか。あとは全力を尽くすだけですね。年末も大きなレースがあるので、みなさん舟券をいっぱい買って下さい」。多く表彰式に詰めかけたファンにアピールをした。