KEIRINグランプリ(GP、30日・立川)まであと4日。今年も年末恒例の「ザ・提言」を3回連載します。
日刊スポーツ評論家のミスター競輪こと中野浩一氏が、愛すべき競輪界に向けて忌憚(きたん)ない意見とともに、未来につながるメッセージを送ります。
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私が一貫して提言していることは、お客さん目線。信頼を得るためには公正安全は絶対だ。
毎年言うが、審判の判定について。特に最近の説明は分かりにくい。違反性のない軽微な動き…著しいとまではいかない…だからセーフ? 巻き込まれた選手や、ファンの車券が紙くずになったのに? 落車の原因をつくった者が責任を取るべきではないのか。規則通り、厳しく失格を取らなければならない。
誘導の早期追い抜きも、ファンの納得いくものではないだろう。競輪は失格だと分かっていても、レース途中で離脱するわけにはいかない。ならば、同じ失格でも、車券自体は入線順に確定させればいいのでは。選手には内部制裁として即帰郷、賞金剥奪、今より重い出場停止と厳罰を科す。せっかく的中したファンが損害を受けるような制度は、すぐに改めるべきだ。
誘導自体もコンピューターで制御され、誰が引いてもいいバイクにすればいい。今の技術ならできるはず。よほど公正が保てる。同じく、番組や車番も抽選制にすべきだ。車券が「枠」しかなかったころ、468(ヨーロッパ)と呼ばれる弱い車番は必要だったかもしれない。だが、今の時代「枠」を売る意味が薄れた。
しかも、今の競輪は車番がレース展開を左右する。ミッドナイトは競走得点順となっているが、全てのレースで男女とも車番は抽選にすればいい。何も全員でクジを引く必要はない。コンピューターなら一瞬だ。ガールズの進入順も競技同様、レース前の抽選にしてもいいだろう。番組もG1、G2は全て自動番組。そうすれば、選手は自然と勝つための走り方を考えるはずだ。





















