チャレンジ予選1Rは児玉虎之介(22=岐阜)がスタートを取って、残り2周の赤板から突っぱり先行。最終バックからまくった伊藤司に少し出られたが、内から巻き返して快勝した。

「本調子じゃないのかな。前回の松山を引きずってるのかな。松山は中耳炎みたいな感じになって良くなかった。でも、この展開で1着だから良しとします」。

父は現役の児玉利文(76期)で、祖父は引退した清(28期)。3代目は父に「チャレンジの間は足をつけるために先行で戦え」と言われている。その約束を守って、7月からはいよいよ2班に昇格する。

「2班でも通用する間は先行で戦いたい。父には“先行で戦えなくなったら、まくりでも差しでも何でもやればいい”と言われています」。

先の話をとりあえず置いておいて、準決はもちろん先行一本で戦う。