熊本支部所属の元競輪選手で特別競輪(現在のG1)でも活躍した矢村正(やむら・ただし)さんが、3日に亡くなっていたことが分かった。日本競輪選手会熊本支部が5日、発表した。74歳。
矢村さんは69年5月に26期生として地元の熊本でデビュー。特別競輪の優勝はないが、76年3月の日本選手権(ダービー)で決勝7着、78年11月の競輪祭でも決勝3着に入るなど活躍した。01年8月に51歳で引退したが、熊本競輪では毎年F1「矢村正杯」も開催されている。
矢村さんは日刊スポーツ評論家の中野浩一氏の現役時代にも、多大な影響を与えた。中野氏は開催中の熊本G3最終日(6日)に行われるイベントを前に訃報を受けた。
「今日(5日)、一緒にゴルフに行く予定だった。突然の電話で、亡くなったって聞いて、冗談だろ? って。今の競輪界で俺がこれだけやっていけるのは、この人の存在が大きい。声をかけてもらって、熊本で練習だけじゃなく、遊びも教えてもらった。せっかち過ぎだよね…。信じられない。今は安らかにお眠りください、としか言えない」と故人を悼んだ。





















