中山翔太(21=三重)が、うれしいデビュー初優勝を飾った。優勝戦12R、4枠=4カドからコンマ11のトップスタートを決めてまくり、右手でガッツポーズをしながらゴールに飛び込んだ。

表彰式に臨んだ中山は初優勝に「本当は泣きたくなかったんですが」と言葉を詰まらせた。「(フライングを)1本持っているので、無理はできない。でも早く初優勝したかったので、自分のなかでは精いっぱいのスタートでした」と胸を張った。

宮島ヤングダービーではG1初出場で優出するも優勝戦では転覆。悔しさをばねに、ついに初の栄冠を手にした。

来年からはトップルーキーに選ばれ、A1級初昇格も決まっている。「上の舞台でまた活躍できるように頑張りたい」ときっぱり。表彰式で初めて見る景色に、気持ちを新たにしていた。