日本が大勝し、昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会後の初勝利を挙げた。第2次森保ジャパンの記念すべき初勝利でもあった。日刊スポーツ評論家で元日本代表FWの永島昭浩氏(59)は、大量6得点が生まれた中で、特にFW古橋亨梧(セルティック)のゴールを高く評価した。
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古橋はこの試合、自らに巡ってきた唯一のチャンスを仕留めた。相馬のクロスが届く前に、相手選手との駆け引きでフリーになり、自分の間合いを整えた。さりげなく決めたように見えるが、ヘッドに当てる、あの瞬間だけに爆発力を出せるのは、FWにとって一番大事なこと。前線に飛びだすという最も得意なプレーではなかっただけに、より評価されていい。
それにしても、日本はボールを持てばテンポよくさばき、奪われても全体でチェックし、トランジション(切り替え)の速さは目を見張った。互いのポジショニングもよかった。安全策を取るより、あえて難しいところへパスを通そうとした姿勢もいい。これは欧州組、国内組ではなく、森保監督が全員に高い意識を植え付けたからだ。
三笘のドリブルからのパスといった、シンプルなプレーの中にも強いアピールを感じた。「俺、26年のW杯に行くよ」という主張だろう。久保も1ゴールを喜ぶよりも、あと何点かは取れたという強気な反省も頼もしい。各ポジションの定位置争いが激しくなり、理想的なW杯後の初勝利になった。(日刊スポーツ評論家)




