サッカーW杯アジア最終予選の初戦UAE戦を1-2で落とした日本代表が一夜明けた2日、関東近郊で練習を行った。

 追加招集のDF植田直通(21=鹿島)がタイ戦に向け再出発を誓った。1日UAE戦からチームに同行し、ベンチ入りもした。敗戦を目の当たりにし「僕自身もアジアの予選戦ってきてそう簡単じゃないというのはわかってますし、それを今回も思い知らされたというか、そう簡単にはいかないんだなと思った。次に向けてしっかりと切り替えて必ず勝つためにみんなで一致団結しなければいけない」と気を引き締めた。

 リオデジャネイロ五輪1次リーグ敗退の悔しさを胸にA代表へ合流した。A代表に参加だけではなく、試合に出場することが目標。「あの時の悔しさを晴らすのはここしかないと思ってベンチに座ってるだけじゃなくて、ピッチで試合にちゃんと絡んでいかなくちゃいけないなと思う。危機感もあるので次もしっかりいい準備をしていきたい」と意気込んだ。