日本代表MF井手口陽介(20=G大阪)が負傷交代した。

 ボランチで先発し、W杯最終予選に初出場。だが、後半13分にピッチで頭を打ち倒れ込んだ。同17分にMF今野と交代した。

 W杯予選は初めてだったが、20歳とは思えない冷静なプレーを連発した。「求められることを理解して、守りも攻撃ももっと貢献できるようにしたい」と意気込んでいた通り、前半14分には右サイドをドリブルで突破。同31分にはインターセプトして相手の攻撃の芽を摘んだ。攻守に貢献していただけに、負傷交代は本人にとっても悔しいものとなった。