日本がホームでオーストラリアを下し、2018年ロシアW杯への切符を手にした。W杯出場は6大会連続6度目。

 主将の長谷部誠(33=フランクフルト)は「スタジアムも素晴らしい雰囲気を作って頂いて、テレビの前の皆さんも、日本中が1つとなって取ったW杯の切符だと思います」とうれしい気持ちを表現した。膝のけがで離脱していたこともあった。「けがをしてチームに迷惑をかけた。自分のプレーも危ない場面でボールを失う場面があり、チームに迷惑をかけましたけど、8月31日を目標に、個人的にはリハビリをやってきたのでその結果が非常に報われてうれしいです」。

 サポーターに向け、「最終予選初戦で敗れて、敗れたチームのジンクスもこのように覆してきた。また大きいことをしたいと思っています。またサポートよろしくお願いします」と力強く言った。

 W杯に向けては「今日は喜んで、切符を取ったことでまた新たな競争も始まる。予選を戦ったからと言ってW杯に出られるという選手は誰もいないと思うので、また頑張っていきたい」と決意を表した。