埼玉スタジアム最寄りの、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の浦和美園駅に、キャプテン翼の幅20メートルの巨大ステンドグラスが完成し11日、原画・監修の漫画家、高橋陽一氏らが出席し完成披露除幕式が行われた。

 中央に翼君と岬君が並び立ち、石崎君はもちろん、中沢早苗さん、ロベルト本郷氏など世界的な名作「キャプテン翼」に登場する99人のキャラクターや名場面がモチーフとなっている。

 企画制作を日本交通文化協会が行い、同協会の通算526作品目となるパブリックアート。

 高橋氏は「この作品を見ていただいた方々の心が少しでも動いて、前向きになってもらえたら」と壮大な作品の前で、控えめにあいさつ。

 そして「キャプテン翼は、日本代表がもっともっと強くなってほしいと思って描いてきました。ロシアでのW杯、そしてその先も日本代表が強くなることを願っています」などとあいさつした。

 浦和レッズのホームで、日本代表にとっても事実上のホームともいえる、愛称のいいサッカー専用スタジアム。その玄関口に、世界が驚く見どころが出現した。

 インスタ映えするはずだが、ステンドグラスゆえに、撮影は逆光となり、夜は外からライトアップするため、うまく撮影するには、少しテクニックが必要かもしれない…。