サッカー日本代表と20年東京オリンピック(U-21)代表を兼任する森保一監督(49)が28日、就任後初の公式業務として福島・Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)の再始動記念式典に出席した。夜はJ1ベガルタ仙台-セレッソ大阪戦を代表監督として初めて視察した。

 森保監督がJヴィレッジから車で北上し、J1仙台-C大阪戦(ユアスタ)を視察した。02、03年にプレーして引退した仙台が初の視察先となったことに「何か縁があるのかな」。もともとジャカルタ・アジア大会のため予定していたといい、関塚委員長、A代表の手倉森コーチと並び、目当てのU-21代表DF板倉(仙台)らを確認した。「守備に安定感があり、読みも鋭かった。攻撃も落ち着いていた」と東京世代の主力に及第点を与えていた。